大御所の実業家がERA・Divineを糾弾しています
令和3年（2021年）12月5日着手
現在もなおERAやDivineの被害は後を絶たず、洗脳されてしまう人や稼げなくて時間的にも金銭的にも損をしたという声も出ています。
そんな人にならないよう動画でERAを糾弾する大御所も出てきました。
動画紹介１ 垣内重慶（かきうちしげよし）さん 前編
垣内重慶さんは実業家で、ネットでの検索によればモデーアというネットワークビジネスをやっていたそうです。
昭和４３年（１９６８年）生まれで、関西圏を拠点としている方です。
詳しいプロフィールは本人の動画の概要欄にも掲載されています。ご興味のある方は、そちらをご覧下さい。
さて、動画の内容に入ります。
まず、垣内さんはYouTubeではマルチ商法を中心に様々なビジネスについ話すチャンネルを設けています。
まずはNO-VAの行政処分とそれに伴う分離（ERA・Divine）を話していました。
賭博は日本国内では禁止、クルーズ船内上も我が国の海域内では不可能で、そのギャンブルの斡旋もやってはいけないと話していました。前者以上に後者が重い罪になるとの事です。我が国で活動している以上、海外の会社であるという言い訳は通用しないと垣内さんは言っていました。外国人も海外法人も日本で営業活動する際には、我が国の法律に従いますよね。オンラインカジノ合法国でネットカジノをやる時は海外のサーバーでやる為、我が国の法律の法律の管轄外になりますが。
賭博罪については私も以前記事にしました。
NO-VAの内情と仕組み カジノ関連法編 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
それから、先の行政処分やその内容についても言及がありました。名目上は日本に拠点が無い業者に対して、日本国内のリーダー会員に処罰を消費者庁が下した事は画期的とも垣内さんは述べています。AEアフィリエイトもFLMもこうした制裁は受けず、海外の仮想通貨の業者もそれまで処分はそうそうなされず、法人が我が国に無いMLMについての処罰はニュースで聞いた事が無かったです。自分で調べても、日本国内に拠点を置いてある業者しか行政処分は受けていないと見受けられます。
NO-VAの事例については当方も話題にしています。
100本目記念 遂にNO-VAに行政処分が下されました – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
それから、新宿109さんへの突撃も評価していました。
垣内さん自身も長い事マルチ商法をやっていて、法律違反や誇張の多さに辟易していた為、そうした糾弾は非常にありがたいと感じたのでしょう。新宿109についての垣内さんの取り上げ方もマスメディアのスクープの様で、面白かったです。
この糾弾の勇士については私もたびたび記事にしていて、以下のページがその始まりです。
糾弾の勇士を取り上げます1 警察の捜査が入りました – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
ERAとDivineに別れてやっている事も言及していました。結局、同じ事をやっていて反省が無く被害者を生んでいると非難しています。それはクオリアやアイテック等とも同じです。
それから、会員が多くいるが故に何でも売れるわけではなく、会社の基軸と全く関係のないモノを売っても売れないと言っています。auであれば顧客も多く携帯電話を使用する為に電気が必要になる為、電力等が売れます。しかし、クオリアが基軸の商材とは関係のない格安SIMや共済をセットにして売ったところで売れる訳がないです。費用対効果を計算しても結局、下の会員は損をするだけ、上しか儲からないと言っています。
消費者金融への借金についても話していました。
そこから金を借りてビジネスを始めるのはあり得ないと断言しています。
本当に何か事業を始めるのであれば、日本政策金融公庫をはじめ色々な団体から融資を受けられます。中には返済不要な場合もあるそうです。私も自分で調べて、ホームページを見つけました。
調べると、資金調達には以下の業者からも頼める事が分かります。
他にも、クラウドファンディングを募る・皆で資金を出し合って何か事業を立ち上げるという手段もあります。
そうした選択肢を考慮させずに、一方的に参入をさせようとする姿勢は悪徳としか言いようが無いです。高い入会金を払わせることありきのモノなしマルチで実質ねずみ講としか言いようが無いです。
以上の様に資金調達の方法を提案しましたが、虚偽の申告は止めてくださいね。詐欺罪で逮捕されてしまいかねません。この罪も以前に述べました。
消費者金融への斡旋の実態は、以下の記事で話題にしました。
動画紹介2 後編
黒幕の狡猾さに舌を巻きつつも、海外に登記を置いているだけで実態は日本人だけを集客した業者に対して、日本という国が理解した事を述べていました。なお垣内さんは前編の動画であのビジネスは賭博なんか広げて誰が喜ぶのか等と疑問を呈していましたが、行政側もあれは誰に対しても価値を提供せず違法な搾取をするだけと気付いているのでしょう。
黒幕についてはこちらでまとめています。
黒幕の前歴まとめ – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
その次にERAとDivineをリアル・古典的・詐欺のネットワークビジネスであると話していました。
古典的というのは、良くある典型的なマルチ商法であるという意味です。ちなみに代理店を募集してその広告や集客をさせてその権利を売り、それに見合った収益を得る方式をビジョン系と言います。私自身、エクシングワールド等でその用語は聞いた事がありましたが、ちゃんとした定義を上記の動画で学べました。
詐欺というのは、先の詐欺罪の記事と以下の概要を参照にしてください。
続いて、ネットワークビジネスは「消耗品系」と「耐久消費財系」に分けられるとも言っていました。
前者は、日常的に消費されて都度購入を比較的高い頻度で購入しなくてはならないものを指します。カルピスの様に普通のソフトドリンクも直ぐに消費されるものですが、マルチ商法ではアムウェイがそうしたエナジードリンクも販売しています。
後者は、購入頻度が決して高くなくそうそう耐久性のあるものを指します。普通の耐久消費財として我々はテレビをはじめとして家電を連想しますが、垣内さんはそれを広くとらえて、1度購入したらもう買わないものも含めています。先のビジョン系もこれに当てはまるとの事です。ちなみに、アムウェイの浄水器も耐久消費財に当てはまるでしょう。
このビジョン系が５０年位前にも存在して、今もよく使われる手法であることからも、古典的と言えます。
かもめサービスといった業者も挙げていましたが、耐久消費財系はどれも押しなべてダメだと垣内さんは話しています。
更に、その耐久消費財系から派生してモノ無しマルチが出るようになったとの事です。
ERAとDivineはその前身からそうした類の分類です。更にマルチ商法の形式で、無理して高いお金を払わせて枠を複数取らせてもっと収益を上げさせるのも詐欺だと断言していました。
この複数ポジションについては私も前に述べました。
ERAの報酬体系について 感謝御礼も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
ここでDivineの報酬体系もおさらいしましょう。
Divineの報酬体系（研修資料も兼ねて） – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
DivineもNO-VAの時から続いて、複数のアカウントを他人名義で作成させ、その分の入会金を払わせていると聞きます。ですが、これはその利用規約に違反しているはずです。以下の対訳記事をご覧下さい。
普通のビジネスであれば、事業をやる人向けの融資団体を案内し、お金の無い人向けに見積もりを出すそうです。しかしながら、資金の無い人相手に消費者金融の斡旋はまずあり得ないと繰り返し述べていました。お金が無いなら、無いなりに知恵を働かせる選択肢があります。
これは私の知見に基づく話ではありますが、複数のポジションを持つ事自体は割とホワイトな業者にもあります。その強要はありません。ですが、こうした事を実施する所は詐欺ばかりなのも実情です。故に、垣内さんが詐欺と断定してもしょうがないと思います。
それとネットワークビジネスで３人以上の紹介者を出せるのは3％未満であり、2系列を伸ばせるのはそうそう居ないとも言っています。
そこで上の人が悪知恵を働かせてポジションを買わせて、利益を上げさせる仕組みを取る業者が多いのでしょう。
そうしたやましい事情が無く、自分で調べて相談したのであれば、ちゃんと親など身近な人にも言えて反対はされないはずです。
しかし、そうする事が出来ない地点でERA・Divineの行っている事はおかしいです。それと、オンラインギャンブル何ぞネットで調べて自分でやりに行けばいい話ですし、わざわざマルチ商法でやる必要もありません。
実際、オンラインカジノの競合他社は多いですし、世話になった元リーダーもその点に疑問を抱いていました。
こうした疑問は以下の記事にもまとめています。
それと、暗号資産もわざわざMLMを使わずに自分で取引所で買って分散投資の一環としてやれば良いとも話していました。
わざわざ仮想通貨をマルチ商法の形式で儲けようというのが、おかしいですし立派なポンジスキームのねずみ講です。玉井暁を垣内さんは例に挙げ、絶対に儲かる等と宣伝するのは違法と言っていました。金融商品取引法をはじめとして、法的規制でそうした謳い文句は禁じられているのを私も思い出しましたね。
この玉井の件では私も記事にしました。
玉井暁（たまいあきら）の逮捕から エムフェイスの事例も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
それから、違法ではない事の理由として会員が逮捕されていない事が挙がっていた件に出ていました。ですが、警察も決して暇ではなく社会的に害悪性の高い連中を優先的に片づけなくてはならないのが現状です。しっかりとした証拠類も把握しなくてはなりません。一々小者をとっちめて時間を浪費するだけの余裕はありません。そうした警察の事情は私も以前に述べました。
NO-VA資料集 その9 問題解決能力の無い会員たち – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
どうやらERA・Divineだけでなく、クオリアも時事問題で話題になった事と自分達のビジネスを勝手に結び付けて時流に乗っかっていると宣伝しているらしいです。ですが、直接的には関連性が無いです。私もFLM→NO-VAと在籍していて、こうした大手との直の関係性を証拠付ける物事は見かけなかったです。
もし本当に社会的に意義があって貢献が出来ているのであれば、何かしらの形で他の有名企業や有名人と関わりを持ち、良い意味での取材の実績もあるはずです。私はそうした業者も見てきました。
しかしながら、ERA・Divineの資金源は新しい人の入会金か既存会員が報酬目的でゲームを遊ぶかのどちらかでしかないとも垣内さんは言っていました。これはこれまでの私の記事にもある通りです。
返金に関しては、海外の業者であるが故に困難となっていると垣内さんも言っていました。ただ、我が国の特商法では本来、勧誘段階で瑕疵（違法性）があれば返金できるはずです。そこで垣内さんも、民事裁判の集団訴訟で上層部を訴えてはと提案していました。
私としては澤田聖二とその周辺の者達を摘発し、奴らの財産を差し押さえた上で返金や損害賠償を求めるのが理想かなと思います。ネット上でのやり取りや履歴などの情報も入手した上で、全貌が明らかになる事を願うばかりです。
以上で今回の記事を締め括ります。
当ブログでは主にAEからERA・Divine（True Thor）に至るまでの被害者の為に情報発信を行い、被害相談・情報提供も受け付けております。
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