被害者を救います28 Dr.ヒロさんの動画を視聴しましょう 押し売りとその技術・心理に気を付ける

令和3年(2021年)12月16日着手

ERA・Divineをはじめとした違法なマルチ商法に限らず、様々な者が洗脳や詐欺などで搾取をしようとしています。

私もそうした人達に対して憎悪を抱いてますし、それに引っ掛かって嫌な目に遭う人がいなくなればと思っています。

Dr.ヒロさんの動画紹介もその一環です。本人は「詐欺や洗脳で使われる心理効果やトークスキルをすべて開示して、みなさんが世の中の搾取から身を守り人生の難易度を下げるために役立つ情報を発信しています。」と繰り返し言っています。これがヒロさんの本人の基軸です。

この方は、最初にこの記事で取り上げました。

被害者を救います1 Dr.ヒロさんの動画を視聴しましょう – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

今回は現在のヒロさんの基軸の元祖とも呼べる動画です。

『金持ち父さん』を30万円で売る営業

ヒロさんがマルチ商法の定番本・『金持ち父さん 貧乏父さん』を30万円で売る営業の実演をしています。勿論、この値段設定はぼったくりです(笑)本当に欲しい方はアマゾンで購入なさって下さい。

なお、この本の内容の要約についてはこちらの動画をご覧下さい。どうしても購入する余裕のない人向けです。

さて、先のセールス動画に話題を戻します。

その動画内では、ヒロさんがカモ役と営業役の二役をやっています。

初めて視聴した感想は、上手すぎる!の一言に尽きます。

これならマルチ商法でトップセールスの座に上り詰めるのも納得です。言葉巧みに相手の心理を操り、自分の土俵に引き込むのが本当に熟練していると思いました。しかも早口でしゃべっていて、あっと言う間です。相手に隙を与えさせずにテンポ良く会話を進めていて、天才の技だと感服してしまいます。

要所毎に重要なポイントをテロップに挙げています。

これはERAやDivineの説明会や会員の集客にも当てはまる面があり、時折それを交えます。それらの前身の話にはなりますが、私の経験談も含めます。

証拠を見せて信頼を勝ち取る

まず営業役は、苦労の絶えなかった過去から自由になって変化した自分を話していました。その切っ掛けに『金持ち父さん』の本を挙げています。証拠として実物を見せます。

ERA・Divineも説明会ではその担当者が前歴を語り、その苦労(貧困・重労働・時間的な不自由など)を語ります。その後、今のビジネスと出会って稼げるようになり、理想的な自由を勝ち取れたと言います。その証拠として、ブランドものを出す事も場合によってはあります。ネット上で高級品の写真をアップして、それと同時にビジネスの宣伝や自分の変化を見せつける事もあります。

こちらがその例です。

2019年12月マカオ招待旅行がありました – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

こうした話をして、相手の頭に入る様に導入を仕掛けます。こうした言い回しは、物語形式の方が頭に入りやすい為です。しかも証拠を見せられれば相手も本当であると納得します。

マイナス情報を先に出させて共感

営業役はカモ役に『金持ち父さん』に対してどう思っているかを質問します。後者が「怪しい」「内容なんて知らない」と言うと、前者は共感します。これは相手に安心感を与えて同じ立場にいると認識させます。自分も相手も大した違いは無いと思わせる為の心理技術です。

ERA・Divineの会員も最初は怪しいと思ったなどと言って共感をして、新規の人を安心させようとします。これは参入後のセミナーや研修の時も同じです。

それらの例はこちらで。

Divineの研修資料2 今後の宣伝方法の予想も兼ねて – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

例え話を用いる

続いて、『金持ち父さん』の内容に踏み込みましたが、その際には例え話を用いて話しています。こうする事で相手に想像をさせやすくします。金持ちのルールと言われるだけでは想像が付きません。そこで野球のルールと相撲のルールとでは全く違っているが故に、何かしらのルールを学びその枠に沿ってやらなくてはならないと営業役は言っています。

ERAやDivineの人もオンラインギャンブルに違法性が無いと主張する為に比喩を用いていました。

言葉の繰り返しで刷り込み

営業役は「金持ち」という単語を用いて刷り込んでいました。そうしてカモ役への洗脳を進めていきます。

ERA・Divineの会員もスマホ1台で稼げる・副業をはじめとした単語を繰り返して刷り込みをさせています。Instagramの日頃のストーリーで楽しそうな様子の投稿も、その一環ではないでしょうか。以下がその例です。

NO-VA資料集 その5 ゲームセミナー・その6 遊びが仕事 その裏の現実のお粗末さ – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

「高い」を否定せずに自分で考えさせる

営業役はカモ役に『金持ち父さん』の値段が30万円だと告げて、先程と同じ要領でその高額さに共感します。「自分も当時はいお金が無かった」とも付け加えます。

そこで前者は「何と比べて高いか?」と後者に訊き、後者は「普通の書店の本と比べて高い。」と答えます。

それに対して、前者は「その程度の金額の本で人生は変わったのか?」と疑問を投げかけ、適宜間を取ります。あの動画は、颯爽とした速度で実践していましたが、実際は間を取る回数が多いです。これは自分で敢えて考えさせて、結果的に成果を出す為の策略です。そうしないと、相手は買うか買わないかの熟考できずにかえって買わなくなる可能性が出ます。

ERA・Divineの説明会の会員達も、無料コースと有料コースを挙げられて、後者が高額だった事に共感をします。場合によっては経済的に不自由で、そこまで余裕があるとは言えなかった等と言います。

比較対象を「本から人生に」して、支払わない事へのデメリットを提示

その回答に対して前者は比較の対象を変えて、「本→人生」にします。その際に営業役は「30万円は自分の人生の中ではボーナスの額に等しいに過ぎない。」と言った上で、「この高さに怯えては人生は変えられないし、今後も長い間労働をし続ける事を考えると、時間がもったいない。」とデメリットを話します。

ERA・Divineも「人生は1度きりだ。」「本気で自分を変えるのであればこの入会金は高すぎではない。」「今決めなければずっと現状は変わらない」と言ってきます。他にも「車や家」を比較対象とする事もありました。

30万円への見方を変えて、価値を提示した後に分割払いに触れ、付加価値を付ける

営業役はカモ役に「その長い労働時間が短縮されれば、自由な時間が若い内に長くなる」という利点も話します。他にも一括が不可能であれば、分割で月々1万円の支払いも可能であると付け加えます。こうして30万円という金額の見方を変えて、支払いは決して困難ではないと洗脳します。「30万円を払えば実績の出せている人から、稼げる様になるまでサポートが受けられる」と言っていました。そうする事で自分で本を読んで学ぶだけでなく、本の紹介で稼ぐ事も出来ているとも話します。その前置きとして、『金持ち父さん』の特殊性を出し価格の高い事情を語り、この本を紹介すれば、紹介料が支払われると言います。

ERA・Divineも稼げる様になるまでサポートをする、その体制が出来ているしオフィスもグループラインもあると言い張ります。

有料コースに入れば、上の人によるサポートが入って紹介料や世界売り上げで稼げる様になり自由が手に入ると会員達は詰め寄ります。最高タイトルの人と身近に接する機会も与えられます。

説明会の時には、お金を消費者金融から借りる様に提案して、その分割払いで参入して今後稼いで返せば良いと向こうは言ってきます。

クロージングに入る

営業役は付加価値を付ける流れでカモ役に「お金持ちになって欲しい」「実践にコンサルを受けて成功して夢を叶えよう、自分もそうなった」と言って、クロージングにいつの間にか入ります。「本という形だけでは高額すぎだが、それは貧乏な人達の考え」「本に投資をしている感覚」等とも話して、以前の自分と今の自分の変化も仄めかしつつ、現在のままでは貧乏な人の考えを持って一生を終えると暗示します。

ERAやDivineの連中も自分達のビジネスには自負を持ち、自らを周りの貧乏な人とは違う特別な人達と見做して、これから金持ちになる、と思い上がります。クロージングの際には、「一緒にビジネスをして成功しよう。」と親身に接します。

相手がなびいてきたら、「センスある」と言って背中を押し、相手が落ちかかったところで少し引く

カモ役が営業役に圧倒されて、前者が『金持ち父さん』の凄さに気付いたら「センスがある」と言って後者は後押しします。

当時FLMの説明会を聴いて私が理解して色々と気付くと、当時の説明会の担当者は「センスがある」「頭が良い」と褒めていました。この方は後の私の派閥のグループリーダーです。

このまま更に『金持ち父さん』の売り込みをして、購入を迫るのかと思いました。ですが、ここで営業役は敢えて譲歩します。強要はせず、やるかやらないかは自由であり、金持ちではない普通の人が沢山いて世の中が回っていると、一般的な人への尊重もしています。

私の世話になったリーダーも、説明会の時には聴き手に対して今まで通りの生活をしても良い、と一歩引く事がありました。その時、自分の大学の先輩を引き合わせての勧誘だった為、非常によく覚えています。

一気に即決に持っていこうと特別感を出して、結局二択になる

ただ、金持ちになって成功をしたいのであればちゃんとこの本を直ぐに購入して、真剣に取り組むべきである旨を営業役は言います。その理由として、自由になるのを望んでいる人は多くいるが、本当に自由を手にするのであれば直ぐに決断出来て行動できる人の方が成功しやすい事、サポート側の時間も有限である事を挙げていました。

その後、仮に『金持ち父さん』をこの場で購入するのであれば、サポートは出来て効率が良い事、色々と悩んだ後で購入すると自分一人で学ぶ事になって非効率的である事を示唆します。そうして特別感を出し、「今買うか」「後で買うか」の二択に絞ります。

この様な状況になるといつの間にかカモ役が購入した自分について想像を働かせて、支払いをする所まで考えが及んでいます。相手は自分の事情に合わせて分割払いを選択、営業役は分割払いの為にクレカ作成のサポートに回って実演終了です。

ERAとDivineの会員達も自分のビジネスのサポートを受けられて、その結果今の自分があると話します。その根拠には各地のオフィスや定期的なセミナーも挙げますし、LINEのグループもその一つにします。私もクロージングではそうしたサポートの充実を引き合いにしたのを思い出しました。

それと、無料か有料かについても稼ぐなら有料コース一択と強調して、有料コースのどのコースにするか、支払い方法はどうするかの検討へと持っていきます。

悪質な場合には、現役の会員が新規の人に囲い込みをして、勝手に消費者金融でお金を借りる手続きを行うか、融資の為の監視までします。

ヒロさんからの教訓

こうした営業は、実際には1~2時間と長くなり、相手に合わせて進行します。

よくあるボッタくりの情報商材も、あれやこれやと言って付加価値があると言いくるめて購入させようとする為、要注意とヒロさんはまとめていました。

実際、こうした業者も千差万別であからさまに高すぎで情報弱者が狙い目なものもあれば、ユーキャンの講座程度の額で広く浅く様々な年齢層からお金を取るものもあります。

以上の様な流れを知って、一定の疑問を持って営業の伏線を知っておけば引っ掛かり辛くなり、詐欺や搾取の被害に遭わずに済めばとヒロさんは願っていると私は思いました。マルチ商法に投資に上手い事営業を仕掛けて金を貪る連中も許せませんが、そうした事態を防ぐには私や我々の様な消費者側も意識を高めるべきであると痛感です。

その為にも、それらの手口だけでなく心理学や経済の知識・ルールについて一般人がせめて基礎的な所だけでも知り、しっかりと対策をすべきだと私は考えます。それと、我が国の教育ではその分野を義務教育・高校教育の段階で教えないのは、わざと情報弱者を生み出している様にしか思えないですし、何か裏があるのではと思えてきます。

以上で今回の記事を締め括ります。

何かありましたら、ご連絡下さい。

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