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アムウェイの事件簿 NO-VA系列のリーダーも輩出

2025年1月12日

令和6年12月13日着手

ここ近年では、マルチ商法の被害は減っていると聞きます。

しかしながら、未だにその被害が後を絶ちません。

その為、私も継続的にその非難を行います。

今回はアムウェイの件で記事にします。

アムウェイの事件一覧

88年:名古屋のアムウェイDT主婦惨殺 

臨月のお腹が切り裂かれ、電話とアムウェイの洗剤を入れられていたとの噂が販売員の間で流れる

91年:4/17 福井県でアムDT(26歳会社員の男性)が在庫処理に困り排ガス自殺

92年:8/7 アムウェイDTが販売活動の際にぜんそく患者に無理やりわさびを食べさせ死亡させる

93年:11/11 弁護士Y氏の妻が白血病の息子にアムの栄養補給食品を与え続け、医師の治療を阻害。息子さん死亡

94年:10/11 92年8月のわさび事件、親族が販売員とアムウェイを提訴

95年:2/22 浄水器データ改ざんに関ったDD4人を処分したことを国センに報告    

12月 群馬県の元販売員が日本アムウェイ社とアップを提訴    

12/22 『アムウェイ商法を告発する』の出版禁止仮処分申立訴訟の判決において、山岡氏が日本アムウェイ社に勝訴。日本アムウェイ社は即時抗告

96年:2/1 茨城県竜ヶ崎市内の小学校教諭がアムウェイの販売員になっていたことが判明(朝日新聞茨城版に掲載される)    

2/10 アムウェイDTのHさん(30代 女性 主婦)アムウェイのために貯金を使い果たし自殺未遂    

11月 自殺未遂した元販売員がアムウェイ社を訴える    

12/8 佐賀県の小学校教諭がアムの販売員になっていたことが判明(西日本新聞に掲載される)

97年:滋賀県立高校教諭がアムウェイの販売員になっていたことが判明。教え子に売るなどしていたため諭旨免職。(読売新聞・毎日新聞に掲載される)    

8/8 通産省の係長がアムウェイのアクティヴDTであるとの情報が日消連に寄せられる⇒週刊文春10/23号「通産省を悩ますアムウェイ"汚染"」   

 12/16 『アムウェイ商法を告発する』の出版禁止仮処分申立訴訟の抗告を取り下げる 98年:5/25 読売新聞「自衛隊員23人が"副業" 香川の駐屯地『アムウェイ』販売員に3人処分」    

12/11 通産省近畿通産局が上級販売員O氏に文書注意。

99年:1/11 警視庁公安部と池袋署がオウム真理教の出家信者をアムウェイのボーナスの配分をせずに教団にお布施していた業務上横領容疑で指名手配    

1/29 山岡俊介 アムウェイ社からの出版差し止め訴訟に勝訴    

週刊宝石2/18「潜伏4年目、オウム・平田信の逃走資金源は『アムウェイの女』」    

10/27 第三次山岡裁判 山岡氏勝訴 00年:売上高 1,190億円(この年、エヌ・エイ・ジェイと吸収合併。日本アムウェイ社は一旦解散した形をとった)    

9/27 日本アムウェイ 店頭登録取消し

01年:週刊文春7/26号「岡田美里が堺正章より愛しているアムウェイ」    

11月、クレジットの利用はアムウェイ・クレジットに限定するとする新ルールに反対したトップディストリビューター組が新ルールの差し止めを求める仮処分請求を東京地裁に起こす

02年:3/18 トップディストリビュータ2組に対し、同社ビジネスに対する誹謗、中傷行為が、同社が規定する倫理綱領および行動基準に違反するため、ディストリビューター資格の永久解約措置をとる

15年:6/26 山形市在住の樋渡聖弥(24)が死体遺棄で逮捕(2014年11月にアムウェイへサイン)。

16年:5月 女衒詐欺エメラルド・渡邊誠、5千万円詐欺で逮捕    

木下晃伸、WD達成後詐欺行為・破廉恥行為で破産、退会    

10/31 樋渡聖弥、強盗殺人と死体遺棄の罪で懲役26年の判決

17年:女衒詐欺エメラルド・渡邊誠事件、初犯にも拘らず実刑9か月を食らい収監

20年:11/16 畑山健一郎FCA、鎌倉市手広の道路で死亡事故を起こし過失運転致傷の疑いで逮捕

21年:11月 岡田真理・特商法違反で逮捕 不起訴    

11月 森口卓也・特商法違反で逮捕 略式起訴で罰金30万円(京都府教育庁主事)

22年:10月 アムウェイ社が特商法違反により、6か月新規勧誘禁止の業務停止命令

23年:10月 1300万円分のブランド品窃盗で斎藤遼FEMEとそのフロントで芸人の三上夢人が逮捕、起訴。犯行理由はアムウェイ資金繰りのため。

引用終了

講評とツッコミ

ここまで来るとアムウェイは最早、社会の害悪でしかないと思いましたね。表面化されているだけでここまである以上は、実際には更に不祥事を起こしているのではないでしょうか。元アムウェイも含めれば、相当な数になるでしょう。

ネットワークビジネスの代表格がこの有様である以上、他の業者も悪質な所ばかりなのは当然ではないでしょうか。以下にその例を挙げます。

メラルーカのトップによる勧誘動画1 | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

小学校の教師がアムウェイの販売員になり、その商品の良さを広める程度であればまだ許せました。副業の認められている所に転職して、ネットワークを真っ当にやれば良かったもので済むところでしたね。

しかしながら、現役会員による殺人事件に自殺・訴訟にカルト宗教の資金源、詐欺に違法勧誘と次から次へと不祥事を起こしている事を知り、我が国から排除されるべきだと思い知りましたね。

特に平成の上半期から殺人絡みの事件が次々と出ている事を知って、何故早急にアムウェイを排除しなかったのだと怒りを覚える位です。

しかも浄水器のデータの改ざんまでして売り込みを行っている地点で、嘘と誇張で人を騙しているも同然だと思いました。それ故に、アムウェイから詐欺師まで出てくるのでしょう。

更にアムウェイの会員がオウム真理教の資金源になっていると聞いて、やはりマルチ商法はカルト宗教で商業カルトと非難されて当然とも思いましたね。

この地点で、マルチ商法とカルト宗教の親和性は本当に高いです。上層部を成功者として輝かしい者として崇め、その者達に隷従していった結果、信者(会員)たちは次元の低い霊獣に成り下がるという点では同類です。こうした考察は、以下の記事で詳しく行いました。

Dr.ヒロさんへの献呈「あなたが奴隷になっていく過程」 | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

あと、コロナ禍で迷惑勧誘により逮捕された者達の末路も私は気になっていました。

私も以前、記事にしています。

新ブログの裏事情・現役のアムウェイ会員が逮捕された件も | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

一人が30万円の略式起訴、もう一人が不起訴で終わっている事を知って、処分がまだ甘いと感じました、特に不起訴は怒りを覚えますね。日本人でさえも真っ当に裁けないようでは、外国人犯罪者が次々と不起訴になるのは当然ではないか、と。

そもそも論として、アムウェイは資本主義と言う合理主義経済を背景にして生まれています。簡単に言えば、「合理的に儲かれば良い」という思想が背景にあります。この件については、以前にも記事にしました。

マルチ商法誕生の背景を知りましょう | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

この「合理的に儲かれば良い」こそが、アメリカ経済を握る者たちの根幹です。それを覆い隠して「アメリカン・ドリーム」という輝かしいスローガンを掲げて多くの人を誘い込み、騙します。その為なら戦争なども平気で起こしますし、多くの人々を戦いに駆り立て一般市民の殺害までも行います。これこそが、米国の機能する原動力となっており、資本主義と言う名の大量虐殺の象徴とも化しています。実際のアメリカ社会も銃社会で、それによる殺人事件が後を絶ちません。

しかも、創業者一族のデヴォス家も戦争屋(武器商人)の一味で一般市民の虐殺にも加担しています。

総じていえばアムウェイはマルチ商法だけでなく、アメリカ経済をも象徴する代表的な企業とでも言いましょうか。実際、創業者の企業理念は「成功を望むすべての人々にその機会を提供したい」となっています。アメリカン・ドリームの二面性(大きな成功の夢と大失敗の悪夢)を見事に体現しています。

こうして考察し我が国においても以上の様な害毒を呈しているとなると、他国においても問題を起こしているのは察しがつきますね。

そうです、アムウェイの本国のアメリカでさえも数々の社会問題を起こしています。ウィキペディアのアムウェイの項目だけでも、相当掲載されている事には驚きました。

アムウェイ – Wikipedia

米国の連邦取引委員会からも目を付けられて集団訴訟が起きては、インドにおいても逮捕者を出しています。

カナダにおいても集団訴訟が起き、イギリスにおいても虚偽の宣伝がなされたとして裁判沙汰、ベトナムにおいても規制に引っ掛かっています。です。

しかもポーランドでは、アムウェイを題材としたカルト問題の映画が製作され、上映禁止となる程にまで衝撃を与えています。

世界中でここまでスキャンダルになっている以上、アムウェイは滅んで当然です。

なお、「合理的に○○出来れば良い」と言う意味では社会主義(合理的に分配出来れば良い)や共産主義(全てを合理的にして上の者に任せれば良い)と同類であり、アムウェイも必然的に上層部を崇めるだけの独裁的なカルト組織となります。

NO-VA系列もカルトである事は、過去に述べました。

的を射てる書き込み12 NO-VA考察とそのカルト性 | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

そうした異常なマルチ商法から、別の詐欺マルチのNO-VA系列でトップリーダーになった者もいます。

以下の記事から、再び引用する内容を含みます。

アムウェイが行政処分を受けました 突撃も | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

元NO-VAのM・KとHLCの現リーダー

M・K

この人は既に脱会済みな為、ここでは本名は敢えて載せません。どうしても知りたい方は、以下のリンクを経由して下さい。

FLM(フューチャーリンクマルタ)ネットビジネス幹部の甲斐麻有可氏が逃走中。

プロフィールは、その画像から引用します。

引用開始

福岡県出身、現在27歳。

中学を卒業後に美容師を始めるも間も無く退職。

その後、水中土木作業員、事務員などいくつかの職場を経験し現在のアフィリエイト手法に出会う。

参入当時は五反田から新宿まで電車賃165円すらない極貧生活を送っていたが、友人の西岡智佳から教わったあるアフィリエイトによって人生が大きく変わる

今年の一月から開始して初月で28万円を獲得し、3か月目には40万越えを達成。

引用終了

更にこのプロフィールに補足を加えます。M・KさんはAEアフィリエイトに取り組む前、アムウェイに参入しエメラルドのタイトルまで達成していました。アムウェイの買い込みもあって、彼女は極貧生活にまで落ちぶれたのでしょう。当時は高円寺の半地下に住んでいて、当時の住まいの貧困ぶりも自慢していました。当時の写真も残しているそうです。

ただ、その勧誘相手の西岡もアムウェイ会員だったかどうかは不明です。

私がM・Kさんの講義を聴いた地点(平成30年つまり2018年1月頃)の地点で31歳だった為、現在は38歳で昭和61年(1986年)頃の生まれと思われます。

ここからも私の推測と伝聞ですが、M・Kはアムウェイ時代の人脈も用いて次々とAEアフィリエイトに知り合いを勧誘、正攻法で唯一最高タイトルにまで上り詰めたそうです。

彼女以外の者は、上層部の何かしらの計らいや不正で一番上の称号を獲得しています。

井上さんと笠井さんはAEが始まった地点で最高タイトルの保持者、バットヒロキさんは複数のアカウント購入で最上位に、堀さんは上の人の計らいでといった感じです。

彼らについては、こちらを参照にして下さい。

NO-VAの内情と仕組み 人物紹介編 | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

そうした事情もあってか、極貧時代と最高タイトル獲得以後の生活の激変ぶりをM・Kさんは自慢していました。

着るものはユニクロなどのファーストファッションからハイブランドだけ、食事は自炊→うかい亭に、住まいは半地下のアパートからタワマン暮らしで3つも部屋を借りる(42階と20階と26階)ようになり、遊びがし仕事になり、人と比べる事が無くなって生きやすくなったと彼女は話しています。その代わり、ほっそりとしていて綺麗だった容姿が無くなり、見事に太りました(笑)

更に月収300万円が欲しいと思うのであれば、道筋を立ててそれに見合う動きをすべきだとM・Kさんは言っていました。

その講義の内容の全ては覚えてませんが、収入は人への影響の度合いとも語っています。

その中には、目の前の人を大切にして思いを伝えるべきと言う旨も含まれています。

この話を自分のノートで改めて見ると、自力で最上位の称号を獲得しただけあって井上岳(いのうえたけし)さんや笠井秀哉さんらとは違い多少、道徳的な所はあると感じました。

実際、M・KさんはFLM時代に会社の事業計画が不透明だと気付き、NO-VA時代には傘下の人を連れてアムウェイに戻ろうとしたそうです。後者の方が商材があって、マシな部分があると彼女が判断した為でしょう。

結果、M・Kさんはアシスタント(ERA風にはビギナー、旧ブロンズ、旧エグゼクティブ)にまで降格し脱会します。

しかしながら、彼女もどこか倫理面で問題がある事は他のリーダーと同じです。アムウェイに戻ろうとした件もそうですが、マンションの一室を借りて拠点を構えた頃(FLM時代)に金銭トラブルを起こしています。その詳細は、上のリンクを参照にして下さい。

更にNO-VA脱会後、彼女は結婚相手のN・N(結婚の時期は不明)と共にジュビリーエースに参入したと聞いています。そのN・Nが玉井暁と一緒に写っている写真も存在する為、ほぼ確実でしょう。

ジュビリーエースについては、以下の記事で取り上げました。

玉井暁(たまいあきら)の逮捕から エムフェイスの事例も | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

ですが後にM・KさんはN・Nさんと離婚し、1人の女の子を抱えるシングルマザーとなったそうです。ただし、その後の行方は不明です。

森正樹(盛正樹)

現在のHLCには、元アムウェイのリーダーも在籍しています。

それが森正樹です。現在は、苗字の表記を盛としています。後述の過去について知られたくない為でしょう。

平成7年(1995年)頃に湘南で生まれ、蜂須真也と小学校から高校まで同じ学校に通っていました。蜂須は高校中退ですが、森は恐らく高卒で蜂須同様にパン工場に勤務していました。その後、何かしらの理由で森はアムウェイに参入です。それをやっていた頃、AEもやっていた会員から引き抜かれる形で参入したと本人は話していました。通称は「うめ」で、その理由は梅酒をよく飲んでいたからだそうです。森も蜂須も似た様な顔に髪型・容姿にファッションをしている為、前者が後者を勧誘したのでしょう。森も昇格に苦労したらしく、NO-VAの頃になってやっとディレクター(Divine風にはラグジュアリー、HLC風にはマスター)に昇格できたそうです。

しかしながら、上の更新の通りキラキラと金持ちを装っているだけで実態は貧困のお粗末です。

AE時代から長い事やっている為か、組織から抜ける事も出来ずに既得権益もあって森も蜂須も残留しています。

故にセミナーにおいて、森はHLCから逮捕者は出ていない上にERAは全く別の団体で無関係、と安全性を強調していました。

実際には、HLCの前身ことDivineの商材の運営者は逮捕されています。

オンラインギャンブルの運営者が一斉逮捕されました | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

ERA会員の逮捕はこちらで。

YouTuberがERAの逮捕者を特集していました | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

HLCもERAも、前身がNO-VAである点では同じです。詳しくは、こちらで。

NO-VA・ERA・Divine(現HLC)の歴史 FLMとの出会い | 悪徳オンラインゲームビジネス・HLCを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います

森自身がAE時代から参加して、新しいものに切り替わった件についても上手く誤魔化してます。「会社は切り替わっている。会員である為、明確な事は知らないが、前もって通知は来る。」と、彼は話していました。

要するに、本当に上の人達は今後の展開も知っている模様です。森もその一人かもしれません。

ここまで見ると、アムウェイも碌でもない者の集まりであり元会員も警戒すべきだとお分かりですね。

元アムウェイが脱会後に起こした不祥事も含めれば、相当な数に上るでしょう。

M・Kや森まさきもその中に入ります。

悪徳マルチには引き続きご用心ください。

以上で今回の記事を締め括ります。

何かありましたら、ご連絡下さい。