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大学時代の課題レポート解説1 マルチ商法と結び付けました

2022年11月24日

令和4年(2021年)1月4日着手

最近、シュンペーターと言う経済学者とそのレポートについて記事にしました。こちらです。

大学時代のレポートを読み返した件 シュンペーターの課題レポートから – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

前回も述べた通り、これだけではどうマルチ商法に通じるものがあるか分かり辛いです。その為、今回は解説を入れていきます。

それからERAやDivineに限った事ではありませんが、「日本の学校教育、特に義務教育・会社では金融・経済教育がなされていない」と問題視してビジネス等の勧誘を行う人もいれば、そうした現状を憂う声もSNSをはじめとした各種メディアで提起されています。そこで私は、そうした社会問題のちょっとした解決手段の一助として、シュンペーターの様な学者やその理論を今後も取り上げます。学問も経済学も興味が無い、という方は一定数いるかと思います。ですが、そうした知的リテラシーは社会的・思想的な基盤にもなりますし、経済に対する真っ当な姿勢が無ければ、日本経済がおかしな方向に向かいかねません。その為にも、なるべく多くの人に面白く読んで頂ける様に、マルチ商法の様な身近な社会問題とも交えます。以前私が取り上げたハイエクも、その一環です。

Dr.ヒロさん風に『隷従への道』を述べます 「あなたが知らず知らずに奴隷になっていく過程」 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

一先ず最初にシュンペーターがどの様な人物であるかの説明も軽く触れます。

シュンペーターについて

ヨーゼフ・シュンペーターは、経済学者で1883年2月8日に当時のオーストリア=ハンガリー帝国のモラヴィア(現在のチェコ東部の一地方)に生まれたオーストリア人で、1901年にウィーン大学に進学、基本的には大学で教鞭を取る生涯を送りました。他にも自国の財務大臣・銀行の頭取(一般的な会社の社長に当たる)にもなりましたが、短期間で辞職しています。1932年にはハーバード大学の教授になり、これを機にアメリカに定住です。1950年1月8日にアメリカのコネチカット州で亡くなりました。戦前の日本人もシュンペーターの講義を受け、彼も来日して講演をしています。

この人物についてより詳しく知りたいと思われた方は、こちらの本を購入されてはいかがでしょうか。

シュンペーターの主要な理論については、私のレポートがある為割愛します。

では、私のレポートに内容を移したいと思います。

今回は課題文と授業中におけるシュンペーター解釈の違いを取り上げます。「静態的人間」の解説です。あのレポートの前半部分の最初に記載されていた箇所ですね。表現の関係から、多少の改変もしています。

静態的人間

課題文(ここでは、レポートの課題の問題文における解釈)において静態的人間は「自己の快楽主義的な利益の極大化を合理的に追求」し、「指導に従うだけの多数の大衆」と定義される。これに対して授業中では静態の場は本来、遺伝・環境・教育にもよるが精神作業場で誰でも無意識に考えたり感じ、物事を行うと教わった。そこでは均衡が維持され、経済外的撹乱に適応して均衡化が行われる。具体例としては、バイトでマニュアル通りに対応する事・原料ストップで何とか対応してチームワークを戻す事が挙げられる。このような事はあらゆる時代・場所に当てはまり、伝統・慣習通りに行えば誰でもでき、特別な能力を必要としていない。このような分析をすると、課題文と教授は多くの者が何らかの上部の者に従う点では一致する。だが前者は自己快楽的な功利主義の側面を述べているのに対して、後者はそのような面を否定して、社会的・文化的な義務が静態にあると述べた。

これをERA・Divineに当てはめると、上層部以外の中間リーダー・末端会員は上の人達の指令に従うだけの人間であり、自分の報酬を合理的かつ最大限に獲得しようとするだけの下劣な集団です。自分の私利私欲を満たす事しか考えられず、正規の店だけでなくコピーブランドを用いる事もしています。

その実態は私も取り上げました。

糾弾の勇士を取り上げます2 また警察が来ました 自分の近況報告も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

Twitter上にもそうした高額な買い物をネタにするストーリーが、アップロードされてました。

それから、ERA・DivineのLINEグループ・オフィスでは自分達のビジネスに関して、マニュアル・そのノリを会員同士でやり取りしながら感じて教わります。そうしてゲームや勧誘・遊びと言った活動を日常的に行い、均衡が保たれます。上の人達の思惑通りにです。稼げるか否かは別として、そうした事の実践自体は会員になれば誰でもできます。突撃されて自分達の秩序が乱されたとしても、時には無視しますし時には連携してやり過ごそうとします。

その例は過去に取り上げました。

各種アプリでの勧誘は未だに続いています セミナー・オフィスの突撃も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

しかもERAやDivineは、「自己快楽的な功利主義」だけで「社会的・文化的な義務」何ぞいざ知らずです。それらとは対照的に、マルチ商法の大手・アムウェイはバスケチームのユタ・ジャズのスポンサーを務める等して、社会貢献をしています。バスケットボールという文化的な義務・スポーツの経済効果という社会的な義務を果たせている訳です。尤も、アムウェイはアムウェイでそこの会員達は 「自己快楽的な功利主義」 に陥っていますが(笑)他のマルチ商法の中にも、そうした義務を背負えている業者もあれば、そうではない利己主義の所もあります。

かつての私は、功利主義とは何かうまく説明できませんでした。しかしその代表の思想家が19世紀のベンサムというイギリスの哲学者で、彼は「幸福の量が多ければ多いほど良い」という思想で、高校の授業でそう習った覚えがあります。その為、功利主義は「幸せを求める系、持ってる系が素晴らしい」という信条である事は何となく分かっていました。そこで改めて調べた所、「苦を避けて快を求める」を価値の原理とする考えであると出てきました。

これは正にERAとDivineをはじめ、悪徳マルチ商法の人達を指します。労働を苦と見做して不労所得を快適な理想とする訳ですし、前者を忌み嫌います。後者を得ようと躍起になった結果、ブラック労働に塗れるという皮肉です。そうした悲惨な実態の暴露は過去に行われていました。NO-VAの時のものです。

的を射てる書き込み集 その8 生々しい暴露と管理人の見解付き – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

的を射てる書き込み集 その9 生々しい暴露込み – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

こうして学問と絡めてERA・Divineを見ると、彼らが本当に下劣である事が良く分かります。あのレポートで100点満点を取っていて、無意識にシュンペーターの思想が刷り込まれていながらも、前身のFLMと関わってしまった事に恥ずかしく思えてしまう程です。FLMに参入するまでは本当にお金や経済が嫌いで、死ぬ事が怖くて仕方なく付き合っていた事に後悔をする事もある位です。

合理的に考えられ見識のある大人であれば、あのビジネスがちゃんちゃら可笑しい事と結論付けられる一例です。

以上で今回の記事を締め括ります。

当ブログでは主にAEからERA・Divine(True Thor)に至るまでの被害者の為に情報発信を行い、被害相談・情報提供も受け付けております。

あのギャンブルビジネスの詐欺に巻き込まれた方も、それ以外の悪徳業者で嫌な目に遭った方も是非、公式LINEでメッセージを送って下さい。

このブログをご覧になっている人の中には、現状に不満を持っている方もいらっしゃるかと思います。

例えば現在の勤務先の給料に不満があれば、職場を変えてそれを解決することが可能です。その為の転職・退職の相談も受け付けております。

ダブルワークで+αの収入を得たい方であれば、その人向けに高額バイトの案内もできます。

他にも登録者のニーズに合わせて、ご提案を致します。

何かありましたら、ご連絡下さい。

なお、上記の課題文の原文を知りたい方も、以下の公式LINEから「課題文希望」の旨をお伝え下さい。

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