マルチ商法における理想的なリーダー像とは？
令和４年（２０２２年）２月２１日着手
ERA・Divineもそうですが、コロナ禍の現在においてもリーダー陣を中心として多くの会員が勧誘活動に勤しんでいます。
ですが、そうした上の人に立つ指導側でさえも人間的に問題のある者が多い事も現実です。
そうした実態を解説する動画は以前に取り上げました。
それに対して、Mr.Kさんはそうした業界の良い人は存在するかどうかについて、最近の動画で話していました。こちらです。
良いマルチ商法とその理想的リーダー像
Mr.Kさんは良いマルチ商法が存在するかどうかに関して、コメント欄で視聴者から質問を受けました。
その答えとして、それは無いと答えています。何故なら、特定商取引法の規定を厳格に守って勧誘を行っている会員を経験上、Mr.Kさんは見た事が無い為です。
私自身も、そうした違法勧誘と思しき経験は体験済みです。特商法をしっかりと守ってやっていると思われる業者は、せいぜい数社ぐらいしか無かったかなと認識しています。
Mr.Kさんの場合は、そうしたネットワークビジネスの問題に関して、その業界の浄化が出来ればと思ってYouTubeチャンネルを運営しています。
ただ、ネットワークビジネスと一口に言っても組織やリーダーは十人十色です。そこで、Mr.Kさんはこのリーダーであれば、人生で得をするかもしれない人物像を話します。
マルチ商法を出発点としている
マルチ商法は自分の夢を叶える手段の１つに過ぎないです。実際、私もFLMに参入して初めて夢ノートなるものを書きました。今しその内容を振り返ると、非常に恥ずかしいですが（笑）
にも拘わらず、上の人達は月々の定期購入（オートシップ）や報酬などで会員を繋ぎ止め様としています。その為には洗脳をも厭わない場合もあり、勧誘活動に勤しみます。そうしてグループに所属している事そのものに満足感を覚える様にもさせます。こうした意図の下、楽しい雰囲気を作る風潮はERA・Divineやそれらの前身にもあります。
ERAの報酬体系について 感謝御礼も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
Divineの報酬体系（研修資料も兼ねて） – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
NO-VAの内情と仕組み 報酬体系編 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
結局の所、権利収入や成功の名の下に自分達のビジネスが目的と化している業者も多くなっている訳です。
ですが、MLMは目的ではありませんし夢を叶える手段は多種多様です。よって人それぞれ叶え方があり、そうした選択の自由は認められるべきです。『残酷すぎる成功法則』にもある通りです。この著書は以前、以下の記事で取り上げました。
私の面倒を見ていたリーダーも、ある日を機にFLMも所詮は夢を叶える手段に過ぎず、その為の組織としては良くない事を悟ります。私もそれに従って、あの活動を完全に辞めます。NO-VAでの数か月は勧誘ではなく、情報収集が目的となっていました。
そうした経験があったからこそ、現役の会員に投げられる疑問あります。それは以下の記事で載せました。
という事は、ネットワークビジネスで稼げなかったとしても、会員に対して何かしらの利益を与えられる存在であれば、その人は良いリーダーであるとMr.Kさんは述べています。
それを聞いて私は真っ先に私がお世話になったリーダーの女性を思い浮かべました。その人は、当時こそFLMに打ち込み自分の利益とグループの拡張の為に動いていました。その人は私をfacebookで直接勧誘した相手でもあり、説明会では1対1で私と会話もしています。その時のエピソードは最初期の記事で述べています。
NO-VA・ERA・Divineの歴史 FLMとの出会い – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
私も結局、そのリーダーの方に世話になるも、一人も勧誘できずに終わりました。ルーレットを回しても±０で終わっていますし、ブックメーカーも雀の涙程度の額でしか遊んでいません。ですが、その代わり多くの事を知る事が出来て、自分の知見や考えも得られたと思います。
特に大きかった事は、日本と言う国の國體（不文法、国柄、法の支配）の究極的な雛形に気付けた事です。FLMの説明会やビジネスの概要について聴いて学んでいく内にある日突然、見抜く事が出来ました。その時の気持ちの高ぶりは今も覚えていますし、ノートにも記しています。
あれ程までに経済が嫌いで保守愛国とバスケへの熱意だけで生きていた自分がファイナンシャルプランナー２級の資格取得に、ブログの収益化成功と前代未聞の事を成し遂げ、見える世界が以前とだいぶ変わりました。依然として変わっていない側面もありますが。そうした変化については以下の記事で話題にしています。
近況報告 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
権利収入も含めて、日本経済の根幹は皇室にありと彼女は私に気付かせる切っ掛けとなりました。その感謝は未だに忘れませんし、その件もあって彼女への返金・取り立てはしない方針です。
違う道でも応援する
先の項目と付随して、ビジネスを辞めると表明した時に既存のリーダー陣・その他会員がどう反応するかを見るべきとMr.Kさんは話します。人は追い込まれると、本性を表します。そこで下の会員がいないと収入にならない存在と見ているか、その後の進路も支持するかでリーダーの人間性が分かります。
ですが、通常のマルチ商法では辞めた者に対しては徹底的に排除する事が普通です。ERA・Divineもそうですが、現役の会員達は彼らをブロックして連絡をしない様に呼びかけます。これは当然、他の世界を見てそこに移動させない事を目的としています。実際、私がFLMの会員として活動していた時、アリックスに移籍した元会員からの連絡がありました。その人からの久々の連絡には、向こうは「もっとすごい仕組みを見かけた」などと書いていました。それをアップに相談すると「ネットワークは稼げない」とメッセージを送ろうとしてましたがブロックせよと指示しています。更に酷い場合には、辞めた理由を説明する際に既存の会員達に嘘をつきます。個人的な事情でビジネスを離れる事を無視して、「上の人に反抗した」だの「意志を貫けずに逃げた」だのと言って、洗脳します。私もDivineについて、そうした実態を被害者提供の音声で聴きましたし、人をカネとしか見ていない集団だと嫌悪感さえ覚えましたね。私のアップがFLMを辞めたり、NO-VAを去った後もこうして他の人にデマをリーダーが流していたと考えると、非常に悪質です。
更に、マルチ商法の会員が事故で急死しても、毎日会っていた仲間がお葬式に来なかったという事例もあります。他にも、結婚を機に女性会員が引退をするとマルチもそのまま引退して、元の会員との交流は無くなります。私自身、MLM関係で知り合った人達の中で未だに交流する事があるのは、片手で数える程です。
私の場合は、元仲間とも未だにやり取りをしています。なお私のアップは今、現在は実業家など様々な事をやって最終的には念願の海外への移住もしました。FLMで鍛えられて、それを辞めてから自分らしくなれたと話しています。それだけ無く、私が進む道の応援もしていますし時として助言を頂く事もありました。感謝に絶えないです。
雑用をする
雑用と言われると、下の人が上の人の立場の為に行う事を想像しますね。私も部活動ではそうした光景を連想します。マルチ商法の場合は、凄い人扱いされて天狗になる者も出ます。
ですが、飲み会等をやって集まった時に、単に末端に雑用を任せるのではなく、自ら率先して気配りを行っているかで人間力が分かります。他にも公共の場での言動からも分かります。
マルチ商法は本来、相手の立場から需要のあるモノ・サービスを提供して喜んでもらい、報酬を対価としてもらうべきものです。
MLMに限らずビジネスとはそういうものであり、そうした人格が備わっていなければネットワークビジネスにおいても成功は出来ないとMr.Kさんは話しています。
私もこれを聴いて、かつてのリーダーも雑用を率先するタイプだったかなと思いました。その光景についてはうろ覚えに過ぎませんが、彼女はマンションの一室で活動をしていた時には、新規の顧客を迎える場づくりの躾を下の人にしていました。私もそれに倣って靴を綺麗にするなどした覚えがあります。他にも、「言葉には魂が宿るから気をつけなさい。汚い言葉は使わない。」とも注意しています。
ここまで上に立つ人間としてなっているのであれば、平成３０年（２０１８年）８月１５日にグループを解散させてFLMを去る事も納得です。私もその人に付いて行きました。
マルチ商法以外でも実績がある
マルチ商法では、上のタイトルの人が実力のある凄い人として崇められる傾向にあります。Mr.Kさんもその立場を経験済みです。何故なら、世間的に評判の悪い中で実績を何とか挙げられている人がごく僅かな世界である為です。しかし、稼いでいると言っても本当は大した額ではない場合も多々あります。その上、ネットワークビジネスの世界で成果を出せているに過ぎないです。
そこでリーダーが本当に優れていているかどうかを見極める為に、マルチ商法以外での実績を見るべきだと言います。ただし、飲食店とアパレルは要注意であるとMr.Kさんは述べています。何故なら、自分下の数多くの会員がそれらを利用しているだけでは駄目である為です。これでは、マルチ商法の組織を利用したある種の集客に過ぎません。その上、それらは参入障壁が低くお金を金融機関から借りるか貯金を崩すかすれば簡単にオーナーになれます。Mr.Kさんもアパレルブランドのオーナーをやっています。これを聴いて、NO-VAの笠井秀哉さんとERAのバットヒロキさんを思い出しましたね。前者の場合はNO-VAの時までバーの経営者をやっていました。行政処分の前にそれも止めています。後者はアパレルのブランドを立ち上げましたが、AEアフィリエイトに参入する頃に廃業です。詳しい事は以下の記事で述べました。
NO-VAの内情と仕組み 人物紹介編 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)
これに関しても、私は自分のアップを連想させましたね。その人もFLM以前に何かしらの職歴があるだけでなく、それを辞めてからもしっかりと実績を作り上げています。他にも、お金持ちの考え方・権利収入・『金持ち父さん』の動画も当時のLINEグループのノートに掲載していて、本格的で真面目に勉強する傾向にありました。以下にその時の動画を紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=NAjPIm9YaJU
他にも私のアップは、本田健さんの著作の紹介も傘下の会員にしてくださった事をよく覚えています。以下の著作です。
当時の私は、ビジネスに取り組むだけでなくそれにまつわるお金の話や思想についても熱意を持って学び、実践しようとしていた事も思い出しましたね。上の三冊全てを購入して読み進めていったのが懐かしいです。そうした方針からも、当時のアップの愛情や意識の高さが感じ取れます。
まとめ
単純にまとめて言えば、自分に対して愛情を注ぐリーダーに付いて行くべきです。マルチ商法以外で行動・交友を共にするのであれば、それは長続きします。そうでない場合は、お金の関係でしかありません。先に述べた辞めた理由の嘘とお葬式が良い例です。
となれば、ネットワークビジネスで活動をする際には、損得無しで関わっても良いと思えるかどうかも考慮に入れるべきでもあるとMr.Kさんは結論付けています。
私は当時、そこまで考えてしっかりと活動していなかったと反省です。しかし、人数こそ僅かながらも当時の仲間とLINEでやり取りをする事があり、人として繋がれています。彼らは私にとって欠かせない存在となっていて、大きな影響を受けた人です。末永くお互いに近況報告を定期的に行いたいですし、大切にするつもりです。
マルチ商法での友達作りは無理があるかと思いますが、人として繋がれている友人や親族は絶対に大切にして下さい。
以上で今回の記事を締め括ります。
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