大学時代に作成したハイエクの課題レポートを解説する2「発見手続きとしての競争」から その2

令和4年(2022年)2月1日着手

ここ最近、大学時代の私が作成したレポートに基づいた記事を作成していますね。それはハイエクの論文についてで、一番最近のものはこれです。

大学時代に作成したハイエクの課題レポートを解説する1「発見手続きとしての競争」から その1 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

今回はその続きを解説していきます。

分かりやすい例として、ERA・Divineを挙げる事もあります。

それでは始めます。そもそもの課題レポートの問いについて詳細を知りたい方は、最後のURLにアクセスもしくは私のTwitterのDM経由でご連絡をお願いします。

3の部分

3の部分では、特に第1段落の「価格を細かく調整する『見えざる手』」に着目する。これはアダム・スミスが『国富論』で用いた概念で、各個人の計画を相互調整する。これは非生産者以上に生産者が安価な良いモノを生産できるようにする。だが、その様にする方法を見つける事は難しい。

現実の農業を例に挙げよう。その職業に従事する人は地元で直接販売する事でスーパーより安く生産物を売る事が出来て、消費者の需要に応じて生産量を増減させる。天候不順が起きれば作物の質が悪く少ない上に高価になる。一方で逆に豊作で取れすぎると、価格が低下しすぎて農家は損失を被ってしまう。

以上が「見えざる手」の一例である。この点に関してアダム・スミスは、市場が財とサービスの組み合わせと分配をある程度は偶然に任せると理解している。そうする事で自然と最大の利益は得られるとハイエクは最後の段落で言っている。以上を見ると、ハイエクはアダム・スミスの言う「見えざる手」を重んじ、人間の理知を超えたものを認める事で、最大限の利益を引き出せると主張している事が判明する。

人間は誰しも完璧ではありません。故に、頭を使ってある程度の予想は出来ても、それを完全かつ正確に的中させる事は出来ません。ましてや市場での需要と供給を完全に把握して、その通りに合理的に収益を最大限に挙げる事も困難です。それと、今のコロナ禍も平成の時代や令和元年(2019年)には大体の人が想定していなかったですよね?ですが、その状況を利用して人々が相互に工夫をして、購買や販売を行っていますよね?店側がテレワーク向けにパソコンや周辺機器を売り込む、ホームパーティ向けの販売に力を入れていくといった感じにです。買う側も、自分の望みや現状に合う様に購入します。ZOOMでの商談が多くなったらそれなりに性能の良いパソコンを業務用に買う等しますね。

コロナと言う一般的には想定外の偶然があっても、ある程度は成り行きに任せれば、市場経済における財とサービスが組み合わさり、最大限の利益が得られます。

尤もこれは詐欺にも言える事です。コロナで困った事業者向けに持続化給付金を政府が配るというと、詐欺師たちはそれに合わせて何かしらの企てをします。ですが、その末路は哀れなものです。そうした者がいた事は、以前にも取り上げました。

被害者を救います6 Dr.ヒロさんの動画を視聴しましょう 『道は開ける』その4 お金の不安 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

こうして考察すると、ERA・Divineも同じ事が言えるのかなと思いました。それらの前身のAEアフィリエイトの事までは詳しくは分かりません。ですが、現在の不況でお金と時間に困った層を利用して、より効率的に集客を行っていく為に、ZOOMを用いた集客を取り入れたのではないかと思います。そして、日常のつまらなさを打破する手段としてシンガポール・マカオの招待旅行のサービスもセットにしていました。その時の事は、以前に記事にしました。

2019年12月マカオ招待旅行がありました – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

勿論、以上の事が絶対的にうまくいくわけでは無いですし、続きません。実際、勧誘しても失敗に終わった事例何ぞいくらでもありますし、私は一人も参入させられませんでした。それで良かったです。現在では、マカオやシンガポールでの海外招待はコロナの影響で不可、現在のERAはその代わりに沖縄旅行で釣っています。長い事、そうした招待サービスが無かった為、黒幕の計らいで取り入れたのでしょう。以下がその例です。

ERA・Divineの歴史はこちらで。

NO-VA・ERA・Divineの歴史 FLMとの出会い – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

黒幕はこちらで。

NO-VAの内情と仕組み 人物紹介編 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

4の部分

4の部分では、第2から第5段落を取り上げる。第4段落に「またわれわれは、不可避的な変化への調整を行うために、価格と所得のどのような変化が必要であるかということを統計的な情報から知ることは期待できない」とある。これは我々の理性では、経済等の客観的なデータを読み取るだけでは、今後の情勢の変化とそれへの具体的な対応は明確には分からないという事である。裏を返すと、人間の理知を超えた「見えざる手」によるメカニズムが働く事を示唆する。これは第二段落の文を借りて表現すると、「すべての経済的調整は予期せぬ変化によって必要とされる」という事である。この様な変化がある世界では、所得水準を維持する為に努力の方針を変える必要がある。その様な経済システムにおいては、命令による公正でない変化をもたらす事は出来ない。これは「変化に対し、比較的安定した状況下でただ所得流列を維持するだけ」の社会、つまり「何を人々が手に入れるか決まっている共産主義社会」の人々が経済的に貧困になった人達を保障する事が出来ず、新しい変化に対応する事が出来ない事を意味する。

基本的には先の3の部分と似た様な事を言っています。気象情報を例にとっても、ただ単に今までのデータを見ただけでは10年後の動向は分かりません。つい最近のトンガの噴火の影響も、どの位になり如何なるものかはある程度まで予測可能です。しかし、完全には把握できないです。一方で、こうした想定外の変化と未知性は経済の調整を可能にするものです。再びトンガの噴火を引き合いにすると、同国の火山灰で南半球は不作になると危機感を抱く人がいます。それに伴う農作物の輸入量の減少を想定して、その対処として地域経済や我が国の自給率を見直そうではないかという動きも出ます。その結果、各地で農業を再び盛んにしようとする有志や団体が相次いで、競争が起こり結果的にそれらの問題が解決します。そうです、こうした変化のある世界で自由がある程度認められていれば、方針を変えて自分の所得を維持する自助努力ができます。

それに対して合理的に統制された社会では、いかなる変化に対しても決まった状況下で所得を維持しているだけで、柔軟な対応は不可能です。歴史で習った社会主義の国々(ソ連や北朝鮮など)が良い例ですし、それらの国は大体が崩壊して資本主義となりました。

こうした事は悪徳マルチ商法にも言えましょうか。ERA・Divineにも当てはまります。その中では上層部のいう事が絶対であり、その方針に下の会員達は従う事になります。その結果、権利収入と言う比較的安定した経済状況を上が謳いながら、下の会員達はその命令にただ従うだけだけになります。そうなると、前にもまして貧困にあえぐようになり、自由が損なわれて自発的に新しい状況にまともに対応できなくなります。この辺は、前の記事でも言及した通りです。

『隷従への道』を読んだらNO-VAもレイジュウへの道まっしぐらだった件 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

Dr.ヒロさん風に『隷従への道』を述べます 「あなたが知らず知らずに奴隷になっていく過程」 – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

5の部分

5の部分では、最初の一文に注目する。

もし高度に発展した経済システムにおいてさえ競争は開発のプロセスとして重要であり、開発者たちが未使用の機会―発見された場合には他の人びとによっても使用される―を探しもとめるのであれば、このことは低開発社会においてよりいっそうあてはまることである。

ここでいう低開発社会とは、原料と人材の発見が重要な発展途上国の事であり、その国々では自由が開発をもたらすのである。伝統や慣習に余りに束縛されていると、発見が成されず先進的な少数者達に依存する。そのような少数の集団による計画や命令とは別の方法で、多数の人々が非人格的に強制する事をハイエクは懸念している。ここにおいても彼は、個々人の機会を試す事や私有財産の使用の自由を提案している。

発展途上国と言えば、ベトナムやフィリピンといった国々を思い浮かべますね。そうした国々も今や大いに発展を遂げています。その背景には、伝統や慣習に束縛されずに、日本と言った先進国に倣って経済成長を遂げた事が挙げられます。

ですが、今までの独自の習わしに固執していては発達は出来ません。人間の成長に置き換えても分かるかと思います。単に赤ちゃんがハイハイして移動をする習慣に依存していては、いつまで経っても歩く事はできませんし親に頼りっぱなしですね。国や社会の発展もそれと同じです。何かしらの新たな挑戦や試みをする事で、人間や社会は成長を遂げます。その際には、金銭のみならず身体・所持品なども含めて自分の資産を自由に使用します。

5の部分についても、ERAやDivineと被る面があると思いました。あの業者は、知的水準も経済的水準も低次元の奴らの集まりです。その中では、ハイエクが重んじていた伝統・慣習を重んじる「法の支配」こそないものの、あそこにも独自の習慣があります。マルチ商法である事を隠してアフィリエイトと名乗る、マッチングアプリではゲーム広告と言って勧誘を仕掛ける等です。これらを下の奴らがやっているだけでは、上層部という少数の連中の計画・命令に隷従するだけです。新たに発見をしていかなければ、ビジネスの維持が出来ません。そうした現状を打破する一環として、比較的最近には、ERAの末端会員と思しき者が新興アプリでの勧誘をしていました。以下の記事で述べてます。

各種アプリでの勧誘は未だに続いています セミナー・オフィスの突撃も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

それから、現地で動く会員達は、勧誘を行う際には新規のカモ相手に囲い込みをして、集団圧力を掛けます。そこから、逃げられない様にして無理矢理に決済を強要しています。これこそ多数派による非人格的な強制であり、ハイエクの懸念した通りの事態が起きています。勿論、これは特商法に違反です。

この法律については、以下の記事で述べました。

NO-VAの内情と仕組み 詐欺罪・特定商取引法編 返金方法付き – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

(集団)圧力の実態は前にも紹介済みです。

被害者を救います15 『道は開ける』その11 「批判への対処法」 突撃時の内部情報も – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

糾弾の勇士を取り上げます9  Divineの説明会への潜入がありました – 悪徳オンラインギャンブルビジネス・ERAとDivineを撲滅する為に糾弾し、啓発も行います (antinovaeradivine.com)

長くなりましたが、以上で今回の記事を締め括ります。

何かありましたら、ご連絡下さい。

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